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自宅サロンの集客術を解説!来店を促す情報発信のコツとは?

個人で営む自宅サロンの多くは、大手のサロンと比べて認知度が低く、資金力も乏しいのが現状です。莫大な費用を広告宣伝費に充てることができず、集客に苦戦するケースも少なくありません。

今回のコラムでは、自宅サロンにおいて少ない費用で効率良く集客を行う方法を解説していきます。自宅サロンを経営している方や、開業を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

自宅サロンの集客が難しい理由とは

自宅サロンの集客で結果を出すのが難しい最大の理由は、お客様に認知されにくく、発信できる媒体が限られていることです。

大手サロンは高額な費用を広告宣伝に費やしており、多くの人の目に届きやすい動画やバナー広告、大規模なホームページを通して情報を発信しています。そのため、お客様は施術の効果やサロンの雰囲気について、ある程度の情報を得た上で来店することができます。

しかし、自宅サロンが集客に費やせる費用は限られているため、利用できる宣伝媒体が少なく、十分な量の情報をお客様に提供するのは難しいです。来店するきっかけを作りづらく、思い通りに集客できないサロンが多くあります。

自宅サロンの集客力をアップさせるコツ

自宅サロンの集客力をアップさせるためには、以下の6つのポイントを踏まえて、効率良くお客様に情報を届ける必要があります。

  • プッシュ型・プル型の集客を使い分ける
  • 予約や問い合わせをしやすい環境を整える
  • サロンの雰囲気が伝わる情報を発信する
  • サロンの強みを明確にする
  • ターゲットを絞る
  • サービスの質を高めて口コミに繋げる

プッシュ型・プル型の集客を使い分ける

一般的に、集客に役立つ媒体はプッシュ型、プル型の2種類に分けられます。

プッシュ型とは、テレビやチラシなど、ユーザーの意思に関係なく情報を発信する媒体のことを指します。幅広く情報を発信できる一方で、サロンに興味を持っているユーザーの割合が低いため来店には繋がりにくく、運用コストが高いのが特徴です。

これに対して、必要な情報をユーザーが自ら取得する媒体はプル型に分類されます。インターネット検索でたどり着くホームページや口コミなどが代表的です。

情報を届けられる範囲は狭いですが、閲覧者のほとんどはサロンの情報を得たいと考えています。プッシュ型の媒体と比べると高い確率で来店に繋がるでしょう。

一般的には下記のような流れで集客施策を実施することが効果的とされています。

  1. ポスティングチラシで施術例を紹介する
  2. チラシにサロンのホームページへのQRコードを掲載する
  3. 興味を持ったユーザにホームページをチェックしてもらう
  4. ホームページでサロンの詳細な情報を発信して来店してもらう

まずはプッシュ型の媒体(チラシ)で広く発信することでサロンに興味を持ってもらいましょう。その後、プル型の媒体(ホームページ)でサロンの詳しい情報を伝えて来店を促すと良いです。

複数の媒体を組み合わせることで、より効果的な集客が可能になります。

予約や問い合わせをしやすい環境を整える

予約や問い合わせの方法がわからないと連絡が取りづらく、サロンを認知してくれているお客様でも来店をためらってしまうかもしれません。

電話番号や連絡可能な時間といった情報を集客に使用する媒体に明記しておくと、興味を持ってくれたお客様がサロンに連絡しやすくなります。

さらに、「予約日時の変更はできるのか」「予約キャンセルは可能か」といった情報をQ&A形式で発信しても良いでしょう。お客様の不安を解消でき、より来店しやすいサロンだという印象を与えられます。

サロンの雰囲気が伝わる情報を発信する

個人サロンを初めて訪れる方にとって、サロンの雰囲気がわからないことは大きな不安要素となる可能性が高いです。自宅サロンは一見店舗だとわかりづらい外観であることが多く、入店しにくいと感じる方も少なくありません。

ホームページで外観や店内の雰囲気を掲載したり、サロンのアカウントとは別にスタッフのSNSアカウントを作成し、日々の気付きを発信したりしても良いでしょう。新規のお客様が事前にサロンの雰囲気を知り、親近感を持った状態で来店することができます。

サロンの強みを明確にする

自宅サロンの多くは認知度が低いため、価格や施術時の安全性といった多くのサロンが発信しているような強みをアピールするのは得策ではありません。

同じ強みを持った、より魅力的なサロンがあればすぐに乗り換えてしまうお客様が多く、長期的にリピートしてもらえる可能性が低いためです。

数多くあるサロンの中から選んでもらうには、他のサロンと差別化できるような強みを様々な媒体で目立たせて発信する必要があります。サロンの強みをお客様に印象付けることで、来店のきっかけにしてもらえるでしょう。

  • コンセプト・空間
  • スタッフの個性
  • 接客・おもてなし

上記のような切り口から検討してみてください。例えば、施術後に豊富な種類のドリンクを提供する(おもてなし)、好きな香りのアロマオイルでお客様が快適に過ごせる空間を演出する(空間)といった強みを打ち出すと良いです。

ターゲットを絞る

ターゲットを設定する際は、サロンの強みを魅力として捉えてもらえるかを意識し、性別や年齢、居住地などをできる限り具体的に検討しましょう。ターゲットの心情が推測しやすくなり、より興味深いと感じてもらえるコピーや発信方法を取り入れることができます。

また、顧客層に合わせた接客やサービスを提供することで顧客満足度を向上させられるため、新規顧客がリピーターになってくれる可能性が高くなるでしょう。

サービスの質を高めて口コミに繋げる

初めてそのお店やサロンを利用する際、約7割の方が口コミを決め手としていると言われています。お客様に良い口コミを発信してもらい新規顧客の関心を集めるためには、サービスの質を向上させることが大切です。

とはいえ、お客様により良いサービスを提供するために必要なのは、施術スキルだけではありません。

自宅サロンでは、お客様1人当たりに多くの時間と労力を費やすことができます。この特徴を活かして、時間をかけてカウンセリングを行う、ドリンクを提供するなど、お客様を大切にしているという姿勢を表現しましょう。

来店時にウェルカムカードを渡したり、誕生日に祝い状を送ったりして特別感を演出するのもおすすめです。

自宅サロンの集客に有効な手段とは

ここからは、自宅サロンの集客に役立つ媒体について紹介していきます。

ホームページ

ホームページはプル型の集客方法であり、利用者の多くは地図検索やSNSなどを通してある程度サロンのことを認知していると考えられます。来店を検討してくれるお客様にとって必要な、以下の情報を必ず掲載してください。

  • 電話番号
  • 営業時間
  • 施術の概要
  • 予約方法
  • 所在地

さらに、外観や内装の雰囲気を画像で紹介したり、店頭の掲示では伝えきれないオーナーの想いやサロンの理念を発信したりするのもおすすめです。お客様がサロンのことをより身近に感じられるため、来店のハードルが低くなるでしょう。

ブログ

ブログは日記の形式で投稿内容を残しておける媒体です。新メニューの導入や内装のリニューアルといった最新情報や、キャンペーンの告知のような日々更新したい情報を発信するのに適しています。

アカウントを持っていなくても閲覧できるため、幅広く集客できるのがブログの大きな特徴です。また、定期的に更新することで、閲覧者がファン化してサロンを好きになってもらえる可能性が高まります。

チラシ

チラシの大きな特徴は、地域を絞って集客できることです。サロンに通える地域に住んでいる方をターゲットとすることで、来店してもらえる確率が高くなります。

チラシをターゲットに届ける方法は、以下の2種類です。

  • 新聞折込
  • ポスティング

新聞折込は、新聞の利用者が多い年齢層の高い方をターゲットとする場合におすすめです。

また、オープン前に行うポスティングを自分の足で行うと、費用を削減できるだけでなく、サロン周辺の地域について理解を深められるでしょう。

地元誌・フリーペーパー

公共施設やスーパーなどに設置される地元誌やフリーペーパーは地域性が高く、近隣住民への宣伝効果に優れたメディアです。

しかし、実際に情報を得たい方だけが手に取るため、集客の範囲はチラシよりも狭くなります。読者層と自宅サロンのターゲットが重なっているかを確認した上で、どのメディアに掲載するかを判断しましょう。

サロンの情報を無料で掲載できる媒体も多くありますが、中には費用が発生する場合もあるため、まずは掲載したいメディアの窓口へ問い合わせてみてください。

クーポンサイト

美容サロンに特化したクーポンサイトを集客に活用するのも、有効な集客方法の1つです。広く認知されているサイトに掲載できれば多くの方に閲覧してもらえるため、大きな集客効果が期待できます。

しかし、掲載料や手数料が発生するだけでなく、数多く掲載されている競合サロンの情報に埋もれてしまう可能性もあります。自宅サロンの認知度や集客に費やせる費用を考慮した上で導入することをおすすめします。

SNS

SNSは、ユーザー層や情報発信の形態がそれぞれ異なります。画像を中心にサロンの魅力を伝えたい場合はInstagram、認知を拡大したい時は拡散機能が充実したTwitterというように、発信する内容やターゲットに合わせて媒体を選ぶことが大切です。

集客力をさらにアップさせるために、通常の投稿以外の機能も活用してみてください。24時間で自動的に消えるInstagramのストーリーズ機能で直近の予約状況などの最新情報を告知する、Twitterのリツイート機能でフォロワーと接点を作るといった方法がおすすめです。

看板・のぼり

サロンの外壁や敷地内のスペースに余裕があるのであれば、メニューの内容や料金を記した看板やのぼりを設置するのも良いでしょう。

看板は、サロンの前を通る方のほとんどが目にします。通りがかった方が施術内容に興味を持ってくれれば、来店に繋がる可能性が高いです。

様々な手段を使い分けて効率良く集客しよう

自宅サロンの集客は、限られた費用の中で効率良く行う必要があります。複数の媒体をうまく組み合わせたり、情報の伝え方を工夫したりすることで、費用対効果の高い集客が可能になります。

また、集客を工夫するだけでは、サロンに通い続けてくれるお客様を増やすことができません。新規顧客が入店しやすいよう外観を整える、お客様に満足してもらえるようなおもてなしを実施するといった工夫を通して、サロンのファンを増やしてみてください。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。