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エステティシャンの仕事内容は?将来性や向いている人も解説

美を追求し、お客様の肌や体型などの悩みを解決するスペシャリストがエステティシャンです。全国に数百校の美容専門学校が存在し、エステティシャンを目指す方や転職する方は多いです。

しかし、美容師やネイリスト、美容部員など美容関連の職種は複数存在します。「エステティシャンならではのやりがいは?」「他の美容系の職種との違いは?」と疑問に思う方もいますよね。

本記事では、エステティシャンの仕事内容や給与、やりがい、将来性などをご紹介いたします。エステティシャンの仕事に興味を持っている方はぜひご覧ください。

エステティシャンの仕事内容

エステティシャンの仕事内容をご紹介します。エステティシャンに求められるスキルや適性が自分に備わっているのか見極めながらご覧ください。

カウンセリング

カウンセリングでは、お客様の肌や体型に関する悩みを聞き出し、症状を改善するための最適なメニューをご提案します。そして、お客様に「このサロンに通いたい!」と思ってもらい、契約を取る必要があります。

お客様の中には、エステに通うことに不安を感じたり、警戒心を抱いている方もいます。そのため、お客様の警戒心を解いて距離を縮め、悩みやニーズを聞き出す高いコミュニケーション能力が重要です。

また、お客様の要望を叶える施術を選択し、具体的に分かりやすく説明する必要があるため、美容の専門的な知識も求められます。

施術

エステティシャンが行う施術には様々な種類があります。

  • フェイシャルケア
  • 美容脱毛
  • 痩身
  • アンチエイジング
  • リンパマッサージ

サロンによって施術内容は異なり、脱毛専門のサロンもあれば、複数の施術を提供するサロンも存在します。就職先を決める際は、サロンが提供する施術の需要や将来性などもチェックしましょう。

ただ施術を行うだけでなく、施術中のお客様とのコミュニケーションを通して信頼関係を構築したり、エステ関連商品を勧めるなどして営業活動も行います。そのため、カウンセリングと同様にコミュニケーション能力と美容の専門知識が必要です。

また、施術中は立ちっぱなしで中腰の姿勢をとり続けることが多く、予約が多い日は休憩をとることも難しくなるため、エステティシャンには体力も必要です。

事務作業

サロンを運営するための事務作業もスタッフの仕事の1つであり、下記のような仕事を行います。

  • 予約管理
  • ホームページやSNSの更新
  • 契約書・顧客リストの作成
  • 会計
  • 器具や備品の発注
  • カルテ作成

一般的に事務作業は従業員の間で分担され、カウンセリングや施術と掛け持ちして行われています。そのため、美容の知識やスキルに加えてパソコンや会計、SNS運用などのスキルがあると業務をスムーズに進められます。

エステ業界の現状と将来性

エステ業界の現状と将来性をご紹介します。エステティシャンとして長く働きたいという方はぜひご覧ください。

エステ業界の現状

エステ業界では「エステティシャンの高い離職率」「競争激化によるサロンの倒産」という2つが問題となっています。

「職場が女性ばかりで人間関係が複雑」「休憩がとりづらく体力的に限界」などの理由から早期退職するエステティシャンが多いため、人手不足の問題が深刻化しています。

サロンを退職したエステティシャンが独立するケースもありますが、開業のしやすさからサロンの店舗数は非常に多く、競争は激しいです。開業から3年以内に90%のサロンが閉店に追い込まれてます。

エステ業界の将来性

エステの需要は年々増加しています。「以前よりリーズナブルな価格で施術が受けられるようになった」「コロナ禍によるストレスやマスク生活で肌荒れした」などの理由から若年層や男性客の利用も増加しており、今後も市場の規模が拡大していくと考えられます。

また、競争が激化していくエステ業界では、サロン運営において他店との差別化がさらに重要になってきます。そのため、認知度拡大のためのSNS運用や、独自のキャンペーン企画などを行って集客に繋げるスキルが必要です。

美容の知識・スキルだけではなく、営業やSNS運用、マーケティング、会計など多様な能力を活かし、様々な年齢、性別の人と関わりながら仕事をすることができます。

エステティシャンのやりがいや魅力

エステティシャンのやりがいや魅力をご紹介します。エステティシャンとして働くからこそ得られるやりがいとは一体何でしょうか。

  • お客様から感謝の言葉を貰える
  • 努力した分だけ収入が増える
  • 自分の美を追求できる

お客様から感謝の言葉を貰える

エステティシャンの大きなやりがいは、お客様の喜びと感謝の気持ちです。

エステの効果は目に見えて分かるため、自分の施術によってお客様の悩みが改善された時や、美しくなった姿を見ることで、自分の施術がお客様の喜びに繋がっていることを実感できます。

また、エステティシャンは、施術中のコミュニケーションを通してお客様と信頼関係を構築できます。1人ひとりのお客様と密に関わるため、お客様からの感謝の気持ちや喜びが届きやすく大きなやりがいを感じられます。

努力した分だけ収入が増える

歩合制を導入しているサロンが多く、お客様から指名されるほど給料が上がる仕組みです。

多くの指名を獲得するためには、施術スキルや美容知識を身に着けることに加えて、施術中のコミュニケーション能力なども求められます。

しかし、年齢や学歴に関係なく自分の努力次第で収入を増やすことができる点にやりがいを感じるエステティシャンも多いです。

自分の美を追求できる

お客様は美しくなるためにエステを利用するため、そこで働くエステティシャンにはお客様の目標となるような美しさを持つことが求められます。

そのため、エステティシャンとして常に最新の美容情報やトレンドに触れたり、美容製品を試したりして、仕事をしながら自分の美しさを磨き続けられるのが魅力です。

エステティシャンの就職先

エステティシャンの就職先は様々です。求人サイトなどで実際の職員による口コミをチェックし、職場環境や待遇を把握しましょう。

エステティシャンの一般的な就職先として「エステティックサロン」「リラクゼーションサロン」「メディカルエステ」があります。サロンによっても異なりますが、3つの違いは下記の通りです。

業務内容 土日の休みやすさ 営業時間
エステティックサロン フェイシャル
痩身
9:30~21:00
リラクゼーションサロン ヘッドマッサージ
リンパマッサージ
11:00~0:00
メディカルエステ アンチエイジング
美白ケア
10:00~20:00

上記にサロン以外にもエステティシャンの就職先として下記ような場所があります。

  • 宿泊施設
  • 美容室・理容室
  • 化粧品メーカー直営サロン
  • ブライダルサロン

宿泊施設

ホテルなどの宿泊施設の中にはスパやエステサロンが併設されている場合があり、宿泊客の方などによって利用されています。リラクゼーションを目的に利用される方が多く、定期的に通う方よりも1度だけの特別な時間を過ごすために利用する方が中心です。

美容室・理容室

エステやリラクゼーションを目的としたコーナーを設けている美容室や理容室が増加しており、フェイシャルをメインとした施術を行っています。ヘッドスパや、男性のひげの処理、顔のマッサージなどを行います。

他のサロンに比べると施術メニューが少ないため、経験が浅くても始めやすいです。

化粧品メーカー直営サロン

化粧品メーカーの美容部門やエステ部門に所属し、メーカーが展開するサロンやデパートのブースで自社の化粧品を使ったフェイシャルエステや美容指導を行います。

営業ノルマが設定されていることが多く、施術中にお客様に自社の化粧品を売り込みます。売上に応じて給料が多くなる歩合制を採用しているサロンが多いです。

ブライダルサロン

ブライダルエステでは、挙式を控えた花嫁の方に施術を行います。施術内容は脱毛や痩身、美肌ケアが中心で、ドレスから露出する場所に施術を行います。

施術メニューが豊富で結婚式という大切なイベントに向けて美容ケアを行うため、知識や技術が求められます。

エステティシャンに向いている人の特徴

下記のような特徴を持つ方は、エステティシャンに向いていると言えます。

  • 美容に対する意識や関心が高い
  • 人に尽くせる
  • コミュニケーション能力が高い
  • 体力に自信がある
  • 明るくて前向き
  • 向上心がある

美容に関心があることはもちろんですが、エステを利用するお客様に寄り添い、お客様が抱える悩みやコンプレックスを解決するために一生懸命になれることも大切です。お客様の笑顔や喜ぶ姿にやりがいを感じ、それを見るために美容の知識やスキルを身に着けるための努力ができる方が向いています。

また、エステティシャンは基本的に立ち仕事で、予約数が多い日は1日中立ちっぱなしで休憩をとるのが難しいことも珍しくありません。普段から健康に気遣い、お客様の前で疲れた顔を見せない体力を持っている必要があります。

エステティシャンの給与

エステティシャンの平均年収は約330万円です。日本の平均年収と比較すると100万円ほど低くなっています。月給に換算すると27万円程度、初任給は20万円前後が相場です。

サロンによって異なるため一概には言えませんが、大手サロンほど平均年収が高くなる傾向があります。また、地方よりも都心のサロンのほうが2万円程給与が高いです。

しかし、場所や規模に関係なく歩合制を導入しているサロンが多いため、エステティシャン全体の年収は290~700万円と比較的幅が広いです。
歩合制についてはこちらのコラムで詳しく解説しています。

経験やスキルによって給与に大きな差が出ることから、学歴や年齢に関係なく自分の努力次第で高い収入を得ることができるのがエステティシャンの魅力の1つと言えます。

エステティシャンの勤務形態

シフト制を導入しているサロンが多く、固定制のように規則正しい勤務スタイルではありません。予約の有無によって出勤日や勤務時間が決まります。

また、エステはサービス業であるため、土日祝日は休みをとりづらいです。しかし、事前に希望休を申請すれば休めたり、交代制を導入して半日勤務のかたちをとっているサロンもあります。

エステティシャンとして働こう

エステティシャンは、お客様の「美しくなりたい」という願いを叶え、自信を持たせてあげられる職業です。お客様が美しくなる姿を目の当たりにすることで、自分自身も自信とやりがいを持って働くことができます。

また、施術を通してお客様と密にコミュニケーションをとることで、店員とお客様の枠を超えた深い関係を構築できるのもエステティシャンの魅了です。

エステティシャンとして美を追求し、出会う人との繋がりを大切にしながら働いてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。