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美容クリニック開業に必要な備品!費用や選ぶ際のポイントは?

美容クリニックを開業するには、医療美容機器のような大型の備品から、タオルやシーツのような細々とした消耗品まで、色々なものを買い揃える必要があります。

万全の準備をして開業に臨むために、この記事では美容クリニックに必要な主な備品とその費用、選ぶときのポイントなどをわかりやすく解説いたします。具体的にイメージしながら一つひとつの項目をチェックしてみてください。

美容クリニックの備品にかかる費用は?

まずは美容クリニックに必要な主な備品と、それぞれの費用を紹介します。

ジャンル 費用
医療美容機器 ※マシンによって大幅に異なる
家電製品 50万~80万円
インテリア 30万~50万円
消耗品 10万~20万円
経営に必要な備品
(レジ・会計ソフトなど)
20万~40万円

美容クリニックの備品の中で最も高額なものの1つが医療美容機器ですが、本体価格は機種によって全く異なります。提供するサービスに合わせて選ぶことになりますが、数百万円という多額のコストがかかることも珍しくないと覚えておきましょう。

その他にも必要な備品はいくつもありますが、医療美容機器を除いた総額はおよそ150万~200万円になることが多いです。ただし、これらに関しても購入する備品の数や、一つひとつの価格帯によって異なるため、あくまで参考としてご確認ください。

美容クリニックの開業に必要な備品は?

次は具体的な備品を上で紹介したジャンルに分けて、それぞれを選ぶポイントなどを解説していきます。

  • 医療美容機器
  • 家電製品
  • インテリア
  • 消耗品
  • 経営に必要な備品

医療美容機器

脱毛機や痩身機など、医療美容機器にも様々な種類がありますが、先述したように販売価格は機種によって全く異なります。どのような美容クリニックを開業するかによって適切な機種も違ってきますが、選ぶ際は以下のポイントに着目しましょう。

  • 効果の高さ
  • 多機能性
  • 操作性
  • 安全性
  • アフターフォロー
  • 保証内容
  • メーカー実績

開業にかかる初期費用を抑えようと、つい安い機種を選びがちですが、上記の項目の比較は決して怠らないようにしましょう。安いというだけで性能が低い機種を選ぶと、結局新しいマシンを買いなおすことにもなりかねません。

また、近年は様々な機能を搭載した複合機も数多く登場しています。機能性が高い分、価格も高額ですが、幅広いサービスの提供を想定している場合は非常におすすめです。

家電製品

  • PC
  • テレビ
  • オーディオ
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • エアコン

美容クリニックにはこのような家電製品も必要になってきます。一つひとつが高額ですが、どの程度のランクの商品を選ぶかによって総額も変わってくるでしょう。そのため、どの家電に費用をかけるかをしっかり精査しましょう。

例えば、事務作業に欠かせないPCは性能によって作業効率に大きく影響します。電子カルテを始めとした各データを管理することも考えられるため、費用をかける優先度は高いと言えるでしょう。

他にも、お客様との距離が近い家電については一定品質以上のものを選ぶことで、顧客満足度の向上に繋がる可能性があります。

インテリア

インテリアも美容クリニックの印象を大きく左右する大切な要素です。

  • 色合い
  • 形状
  • 質感
  • サイズ

など、美容クリニックのコンセプトや内装の雰囲気に合ったインテリアを選びましょう。特に美容クリニックではリラックスや安心感を求めるお客様が多いため、清潔感のある白色を基調としたデザインが人気です。

ただし、質素すぎてもお客様が特別感を感じにくいため、アクセントになる個性的なインテリアや観葉植物を適度に設置することがおすすめです。

消耗品

美容の施術を行う上で必要な消耗品はたくさんあります。

  • タオル・シーツ
  • 消毒用アルコール
  • ガウン
  • ぺーパーショーツ
  • アフターケア用品
  • 清掃用品

これらはあくまで一部であり、実際はもっと多くの消耗品が必要になります。万全の状態で開業するために、購入品リストを作成して漏れが出ないようにしましょう。

また、美容クリニックに来院されるお客様は美容意識が高い方が多いです。そのため、スキンケア用品やアフターケア用品は特にこだわりを持って選ぶことが満足度を上げるポイントです。

経営に必要な備品

上記でとりあげたもの以外にも経営に必要な備品があります。

  • POSレジ
  • 制服

POSレジとはバーコードを読み取ることで「誰が、いつ、どこで、何を販売したのか」を管理できるレジのことです。

POSレジがあれば、未収金(患者がその場で支払えなかった請求金額)を管理しやすかったり、多様な決済方法に対応できたりと、会計を円滑に進められます。無料で始められるPOSレジもあり、必要な機能を課金制で付け足していけるので、費用を必要最低限で留められます。

また従業員の制服もこだわりましょう。制服が洗練されているとクリニックの印象も良くなり、デザインが良いとスタッフの働くモチベーションにも繋がります。動きやすさも考慮すれば作業効率も向上し、経営にも良い影響を与え得るでしょう。

女性目線や患者が受ける印象も考慮したうえでデザインを決めるようにしてください。

美容クリニックを開業するための資金調達法

クリニックの開業資金を調達する代表的な方法を以下に挙げておきます。膨大な費用を自己資金だけで賄うのは難しい場合が多いため、積極的に活用しましょう。

調達先 特徴
日本政策金融公庫 取引実績の無い場合も活用しやすいメジャーな選択肢。比較的低金利で融資を受けることができる。創業2期以内の融資限度額は1,000万円。
民間金融機関  都市銀行よりもクリニック開業の融資に取組む地方銀行や信用金庫への相談がおすすめ。審査から融資までのスピードが早い。
リース会社 医療機器のリースとまとめて資金調達もできるため手軽さがある。ただし、金利は高い傾向にあるため注意が必要。
医療信用組合 医師会・歯科医師会・薬剤師会を母体として設立された金融機関。有利な条件で融資してもらえるケースがあるが、利用できるのは医師会会員のみ。

備品をそろえて魅力的な美容クリニックを開業しよう

美容クリニックの開業に必要な備品に関しては、費用や選び方など、気を付けるべきポイントがたくさんあります。予算やクリニックのコンセプトを考慮に入れながら、理想の美容クリニックの開業に一歩近づきましょう。

株式会社NBSでは脱毛サロン、クリニックの開業支援を行っております。物販やSNS運用のコツなど、美容クリニックを経営するうえでのポイントを解説するセミナーも開催しています。

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この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。