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【美容クリニック】内装のポイントとは?施工業者の選び方も解説

ハイフ、医療脱毛といったメスを使わず気軽に受けられる施術の普及や医療機器の進化により、美容医療はより身近な存在となりつつあります。美容医療市場も年々拡大しており、数ある医院の中からお客様に選ばれるための競争も激しくなっているのが現状です。

美容クリニックが他院と差別化を図り、お客様に選ばれ続ける方法の1つとして、魅力的な内装を取り入れることが挙げられます。

そこで、今回のコラムでは、美容クリニックが内装を検討する際のポイントについて詳しく解説していきます。美容クリニックの開業や改装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

美容クリニックにおける内装の重要性

多くのお客様が美容クリニックを選ぶ際に注目するポイントの1つとして、内装が挙げられます。来院経験のないお客様にとって、内装はクリニックの雰囲気をイメージする上で決して無視できない要素です。

内装にこだわることで、来院してくれたお客様の満足度を高めることも可能です。清潔感がある、落ち着いた雰囲気でリラックスできるといったポジティブな印象を持ってもらえれば、クリニック全体のイメージをアップさせられるでしょう。

美容クリニックの内装を決めるポイント

美容クリニックの内装を検討する際には、以下の8つのポイントに注目することをおすすめします。

  • クリニックのコンセプトを表現する
  • 清潔感を出す
  • お客様がリラックスできる安心感を出す
  • お客様のプライバシーを守る
  • スタッフ動線を確保する
  • パウダールームを充実させる
  • 法規制に留意する
  • 制約の少ない物件を選ぶ

クリニックのコンセプトを表現する

美容クリニックの内装はホームページやパンフレットに掲載される機会が多く、お客様が来院するかどうかを決める際の大きな判断材料となります。

快適に過ごせる空間にこだわるクリニックではナチュラルなデザインを、高級感を打ち出すクリニックではおしゃれなインテリアを取り入れるなど、コンセプトを体現しましょう。

また、以下のようにターゲットの性別や年齢層に合わせたデザインを取り入れると、コンセプトに合ったユーザーに選んでもらえる可能性がさらに高くなります。

  • 男性客の施術を中心に行うクリニックでシックなデザインを取り入れる
  • 若い女性をターゲットとしたクリニックでは最新の流行を取り入れたデザインを採用する

先述したように、内装はクリニックの雰囲気をお客様に伝えることができます。コンセプトに合った内装を整えておけば、ターゲットのお客様が魅力を感じてくれるでしょう。

清潔感を出す

お客様の顔や身体を施術する美容クリニックには、清潔感が欠かせません。内装全体の配色をシンプルにしたり、照明の色を明るくしたりすることで清潔感を表現しましょう。お客様が過ごしやすい、居心地の良い空間を作り出すことができます。

クリニックの清潔感を維持するためには、日々の清掃を怠らないことも大切です。

トイレの鏡や待合室のパーテーションなど、細かな箇所の汚れがお客様の目に入るだけでも、不衛生なクリニックだという印象を与えてしまう可能性があります。清掃を担当するスタッフには、隅々まできれいな状態を保つことを徹底してもらいましょう。

お客様がリラックスできる安心感を出す

初めて美容クリニックを訪れる方は、医院の様子がわからず不安を感じている可能性が高いです。ドキドキしながら来院するお客様の緊張をほぐし、安心感を持ってもらい、率直な悩みを打ち明けてもらうことが顧客満足度の向上に繋がります。

そのため、美容クリニックではお客様がリラックスして過ごせるような空間作りが重要です。内装やインテリアを統一感のあるデザインで揃えたり、間隔を空けて家具やインテリアを配置し、開放感のある空間作りを心掛けると良いでしょう。

お客様のプライバシーを守る

スタッフに相談する内容を他のお客様に聞かれたくないと感じる方も少なくありません。施術や診察を行う空間だけでなく、診察前にヒアリングを行うスペースや待合室でもお客様のプライバシーを徹底的に守ることが求められます。

ヒアリングスペースを個室にしたり、パーテーションで仕切ることで、他の方の目線や存在感を感じることなく、お客様がストレスフリーな状態で過ごせる環境を整えましょう。

ただし、プライバシーの保護を重視するあまり、クリニックが閉塞感の漂う空間になってしまうと、中には圧迫感を抱いてしまうお客様もいるでしょう。パーテーション同士の間隔を詰めすぎない、個室の照明を明るめにするといった配慮を忘れないようにしてください。

パウダールームを充実させる

「きれいになりたい」と美容クリニックを訪れるお客様は、美意識の高い方が多い傾向にあります。クリニックで施術前にメイクを落としたり、施術後にメイク直しをするお客様も少なくありません

パウダールームを充実させることで、お客様がスムーズに、快適にメイクすることができ、顧客満足度をアップさせることができます。以下のような工夫を取り入れてみてください。

  • 1人あたりの利用スペースを広めに確保する
  • 小物を置けるテーブルスペースを広く取る
  • 女性の顔回りの高さに合った鏡を確保する
  • 鏡を清潔に保つ

スタッフ動線を確保する

お客様にとっての過ごしやすさを重視するだけでなく、スタッフの働きやすさを考慮することも大切です。スタッフの動線を整えることで、お客様へサービスをスムーズに提供することができます。

以下のような工夫によって、スタッフにとっても快適に過ごせる空間を作りましょう。

  • お客様とスタッフの動線を分ける、
  • 医療機器の搬入をスムーズに行えるようなバックヤードを設置する

制約の少ない物件を選ぶ

ご紹介したポイントを踏まえた内装を実現するためには、物件選びも重要です。

  • 競合との位置関係
  • 駅からのアクセス
  • 家賃
  • 広さ

上記のようなポイントももちろん重要ですが、「内装工事についての制約が少ない」物件を選ぶことも意識してみてください。テナントで開業する場合、建物の構造や独自のルールによって使用できる材料や実現できるレイアウトが限られることがあるためです。

物件を契約する前に内見し、イメージしている内装を実現できそうかどうかチェックしておくことをおすすめします。物件選びのサポートを行ってくれる内装業者もあるため、不安な方は専門家を頼るのも良いかもしれません。

法規制に留意する

新たにクリニックを開設する場合、開設した日から10日以内に「診療所開設届」を保健所へ提出する必要があります。

診療所開設届は院内のレイアウトについて指導が入った上で受理されることがほとんどであるため、内装について予め保健所に相談してから工事に着手するのがベターです。

医療機関を開業する際には、他にも厚生局や税務署に多くの書類を提出し、煩雑な手続きを済ませなければなりません。開業時の流れについて建築士や官庁によく確認し、スケジュールに余裕を持って開業することをおすすめします。

信頼できる美容クリニックの内装業者の共通点

美容クリニックの内装工事は、専門の業者に依頼することがほとんどです。魅力的な内装のイメージが出来上がっても、構想通りのレイアウトが完成するかどうかは内装業者の腕にかかっていると言っても過言ではありません。

ここからは、美容クリニックの内装工事を依頼する業者選びについて詳しく解説していきます。安心して工事を任せられる業者の共通点として、以下の2点が挙げられます。

  • 要望を形にする力がある
  • 品質を保ちつつコストダウンを実現できる

要望を形にする力がある

内装工事を専門とする業者には、依頼者の目に見えない要望を形にする理解力や創造力が求められます。

美容クリニックのメインとも言える内装を担う施工業者。院長が希望するイメージを汲み取り、実際に表現するための材質や技術の選択肢を豊富に持っているところを選びましょう。「想像していた完成図と違った」といったトラブルを防ぐことができます。

品質を保ちつつコストダウンを実現できる

  • デザイン
  • 品質
  • 価格

美容クリニックに限らず、内装工事を進めていく上では上記の3点のバランスが非常に重要です。

どれだけ素晴らしい内装が完成しても、当初の予算を大幅に超えてしまうと開業後の経営が圧迫されてしまう可能性があります。コストを安く抑えられても、内装の完成度がいま一つだとお客様の満足度やクリニックの集客力に影響が生じかねません。

品質に妥協を許さず、作業の効率化や工程の工夫によってコストを最低限に抑えるノウハウを持っている業者を選ぶと、最大限の費用対効果を得ることができるでしょう。

内装業者を選ぶ際に注目すべきポイント

先程ご紹介したような特徴を持つ内装業者を選ぶには、以下の2点に注目すると良いです。

  • 施工実績が豊富であるか
  • ワンストップ体制での作業が可能か

施工実績が豊富であるか

内装業者の実力を図る有効な手段として、施工実績をチェックすることが挙げられます。施工実績が豊富な業者は、長年の経験を通して以下のような力を身に付けていると考えられます。

  • 依頼者の要望通りの内装を創り上げる力
  • 品質を保ちつつコストダウンを実現する力

また、美容クリニックの内装は、飲食店やオフィスなどとは雰囲気が大きく異なります。美容クリニックや美容系サロンの施工実績がある業者に依頼すると、より専門的なノウハウに基づいた幅広い提案をしてくれるでしょう。

ワンストップ体制での作業が可能か

美容クリニックを開業する際は、院内のレイアウトを整えることだけでなく、以下のような様々な工事も必要となります。

  • 電気
  • 空調
  • 水道
  • 防災
  • 給水・排水

クリニックの開業を控えた忙しい中で、これら複数の工事をそれぞれ別の業者に依頼してしまうと、日程を調整したり、トラブルが発生した際に対応を強いられるのは大きな負担となるでしょう。

内装以外の工事を一貫して担当してくれる業者を選ぶと、それぞれの工事において安定したクオリティを確保しやすくなります。水道工事と空調工事を同日に実施するといった融通を利かせられる場合があり、コストの削減やスケジュールの短縮も可能です。

お客様・スタッフが快適に利用できる内装にしよう

クリニックの内装はお客様にとって過ごしやすい空間を作って満足度を高めたり、お客様にコンセプトや院内の雰囲気を伝えたりする重要な役割を担っています。

クリニックのコンセプトや独自の強みを体現し、かつクリニックを利用する誰もが過ごしやすい空間を実現できる魅力的な内装を検討してみてください。

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この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。