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失敗しない脱毛サロンの集客方法!個人サロンが開業時から集客する方法とは?

独立し、自分自身で脱毛サロンを開業しようとする人が増えている昨今ですが、実は多くの脱毛サロンは開業から数年と経たず潰れてしまっています。
原因は様々ですが、ほとんどの場合は集客不足。
どれだけ優れた脱毛サロンであろうと、お客さまが集まらなければ存続することはできません。
今回は、開業時から効率的にお客さまを集める集客方法について解説します。

大手チェーン店が市場を占領している

大企業から個人店まで、現在、実に様々な規模の脱毛サロンがいたるところに乱立していますが、市場のほとんどは大手チェーン店に占領されているというのが現状です。

そして中・小規模の脱毛サロンで残されたわずかなシェアを取り合っているわけですが、これから開業するとなると、そこに割って入って利益を生み出していかなければなりません。
戦略的に集客していかないと、勝ち残っていけないのは当然だと言えます。

従来の脱毛サロンの集客方法は?

従来活用されていた集客方法は、いわゆるマス広告と呼ばれる手法がメインでした。
インターネットを介さない、オフラインの広告が多かったということですが、具体的には以下のような媒体が使用されていました。

  • テレビ
  • 雑誌
  • 新聞
  • 看板
  • 電車

現在でも頻繁に活用されている媒体もありますが、見かけるのはほぼほぼ大手チェーン店の広告。
集客効果があることは間違いありませんが、費用の大きさからも、小規模な個人脱毛サロンにはおすすめできません。

個人の脱毛サロンにおすすめできる集客方法は?

個人サロンにもおすすめできる集客方法が何かというと、それはインターネットを活用した集客方法です。
インターネットを活用した集客方法の中でも、お金を使って集客活動を行うものは、Web広告・デジタル広告・インターネット広告と呼ばれますが、その中でも、特におすすめできる広告の種類を今回は3つご紹介します。

リスティング広告

リスティング広告とは、インターネットで何か検索をした際に、その検索結果画面に表示される広告のことです。

例えばGoogleで「脱毛サロン」と検索した際、様々なウェブサイトがずらっと表示されます。
基本的に検索結果画面の表示順は、「検索したキーワードとの関連性や、ページとしての質の高さ」をGoogleが評価することによって決定されるのですが、広告費用をGoogleに支払うことで、検索結果画面の上部に自社のホームページを広告として表示させることが可能になります。

特徴は、広告を表示される検索キーワードを設定することが可能であるという点です。
つまり、「脱毛サロン おすすめ」「脱毛サロン 地名」などを検索している様な、脱毛意欲が高いターゲットにだけ限定して、広告を配信できるということです。

従来のマス広告の場合、ターゲットを限定することが難しく、本当に情報を届けたい層に情報を届けることは難しかったのですが、リスティング広告はそのようなマス広告の弱点を克服することができる、効率的な広告配信媒体と言えます。

ディスプレイ広告

ウェブサイトによって、画面の横端や下部、また記事中にバナー(画像)広告が表示されていることがあると思いますが、そのような広告をディスプレイ広告と呼びます。

リスティング広告と同様に、興味・関心が高いユーザーにのみ表示させることができますが、画像や写真も表示される分、よりユーザーの視覚に訴えかけることができるというメリットがあります。

ただし、広告の性質上、ユーザーにはスルーされやすい傾向にあるため、バナーのデザインにこだわることが重要です。
ブランドイメージの形成に大きく関わってくるため、より一層の効果を発揮するためにはプロに委託するという選択肢もあります。

動画広告

動画広告はYouTubeなどの動画共有プラットフォームや、Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、TikTokなどのソーシャルメディアプラットフォームで配信できる動画形式の広告です。

これらのプラットフォームは、視聴者が非常に多いこととそれぞれの媒体によってユーザー層が異なることが特徴の1つ。それぞれのプラットフォームによって利用者層や特徴は大きく異なるため、提供する商材やサービスに沿ったプラットフォームを選定することで、高い効果を得られる可能性が高まります。

視覚的な魅力と情報伝達の効率性も高く、動画の準備に手間がかかりますが、ぜひ実施していただきたい広告手法の1つです。

脱毛サロンにWeb広告がおすすめな理由は?

リスティング広告とディスプレイ広告、2種類の特徴を理解していただいた上で、なぜWeb広告がおすすめなのか、その理由を解説します。

ターゲットを絞って広告を出稿できる

1つ目のメリットは、ターゲットを絞って広告を出稿することができるということです。

例えば、「脱毛」と検索された際にリスティング広告を表示させたり、脱毛関連のWebサイトを良く見ているユーザーにディスプレイ広告を見せたりすることができます。

また、キーワードだけでなく、地域を限定することも可能です。
自分が運営する脱毛サロンの近隣のみに対象地域を絞るといった細かい設定をすることで、最小限の広告費用で高い集客効果を期待できます。

低予算でも広告を出稿できる

従来の広告だと、もともと広告費用が決まっていたり、最低金額などの条件が設けられていることがほとんどでしたが、Web広告は少ない金額からでも広告を出稿することができます。

もちろん予算が多ければたくさんの広告を表示させることも可能ですし、運用方法の選択肢も広がります。
2種類の広告を出稿し、どちらがより効果的かテストしてみることで、より効果の上がりやすい広告手法を選ぶという運用方法も実施可能です。

自由度が高い

マス広告の場合、広告枠を購入してしまうと数カ月スパンでの広告掲載が契約期間として定められる可能性が高いです。一方でWeb広告は自由度が高いです。

例えば、集客状況の調子が非常に良く、これ以上は予約を受け付けられないという状況になってしまった際に、Web広告であれば即日広告出稿を止めることが可能です。
逆に、集客状況が芳しくない場合は、予算を増やして広告を多めに表示させることも可能です。
状況に合わせて臨機応変に広告運用を行える点が、Web広告の魅力の1つです。

ただし、Web広告は季節や時期によって広告単価が変動するという点に注意しなければなりません。
つまり、繁忙期には多くの脱毛サロンが広告を打ちたがるため、広告費用が上がってしまうということです。

そのため、反対に冬の閑散期に広告を打つという考えもあります。
広告単価も下がっていますし、予約が空きがちな状況を改善できるかもしれません。

広告効果をデータで把握できる

Web広告をおすすめする最後の理由は、広告効果をデータとして把握できるというところです。

例えば、広告の出稿前後でホームページのアクセス数や問い合わせ数を比較することで、広告によってどれほどの効果があったのか、具体的な数字としてデータに残ります。
この点も従来の広告方法との大きな違いと言えるでしょう。

ただし、そのデータ分析は複雑であり、専門知識がない人が十分な分析をすることは難しいです。
もし徹底的にデータ分析等を行いたいのであれば、Webコンサルティング会社や広告代理店に依頼することが妥当だと言えます。

成功するWeb広告の特徴は?

Web広告が効果的な集客手段であることは間違いありません。
しかし、Web広告は脱毛業界に限らず、既に多くの企業が取り入れているため、その中で成果を出すためにはただ広告を出稿するだけでは不十分です。

ということで、次にWeb広告できちんと効果を出すためのポイントを解説します。

他にはない強みやオリジナリティをアピールする

「効果が高い」・「料金が安い」・「人気がある」

このような表現はありふれているため、宣伝効果としてはそこまで大きな集客効果は期待できません。
他店にはない強みや特徴、あるいは店自体のオリジナリティを上手くアピールすることが差別化に繋がります。

もしこれから脱毛サロンを開業する予定であれば、何をアピールポイントとするのかを意識した店づくりを心がけなければなりません。
既に脱毛サロンを運営しているにも関わらず、強みが思い当たらないようであれば、その点を明確にするところから始める必要があるでしょう。

ターゲット層を明確にする

「何をアピールするのか」と同様に、「誰にアピールするのか」ということも重要です。
つまり、ターゲット層を明確にしておく必要があります。

Web広告は細かいターゲット設定が可能で、先ほど紹介したキーワードや地域だけでなく、ユーザーの年齢・性別、時間帯、曜日、使用しているデバイス(スマホorパソコンorタブレット)など、複数の条件を組み合わせることでターゲットを絞ることが可能です。

それによって広告効果をさらに高めることが可能なので、まずは自分が運営する脱毛サロンのメインターゲット層を設定し、適切な広告の出稿を心がけましょう。

できるだけ長期的に運用する

試験的な広告でない限り、短期でのWeb広告運用はあまりおすすめできません。

例えば、スマホを使っている時にたまたま広告を見かけたという理由だけで、実際にお店まで来てくれるユーザーはほぼいません。
何度か広告を見かけた上でだんだんとそのお店やサービスの存在を認知して、その中でさらに限られた人だけが来店してくれるというパターンが多いため、短期で広告を出稿しても効果は薄いでしょう。

つまり、Web広告は長期的に運用して少しずつ知名度を上げていくことが大切ということです。
また、期間が長いほど正確なデータが取得できるため、問題点を改善し、より効果的な広告運用を行っていきましょう。

ホームページや広告のデザインにこだわる

ホームページがおしゃれなお店とそうではないお店、どちらに行きたいかと質問されれば、前者と回答する人が多いことは明白です。
ユーザーの興味を掻き立てる要素はおしゃれさだけではありませんが、ホームページのデザインを変えただけで、来店数が劇的に上がったという例は少なくありません。

逆に言えば、せっかく広告を出稿してホームページにアクセスが集まるようになっても、そのホームページに魅力がなければ来店には繋がりにくいです。
企業としての信頼感をユーザーに伝える為にもホームぺージの存在は重要です。

Web広告を作成する際の注意点

次にWeb広告を作成する際の注意点についてです。
脱毛サロンの広告に関しては、特に景品表示法や薬機法が関係してくるため、一度目を通しておくといいでしょう。
ここでは、その中でも特に注意が必要な表現を紹介します。

根拠がない誇張

一つ目は、根拠がない誇張表現です。

「ナンバー1」「日本初」「当店のみ」
このような表現は原則使用禁止です。

とはいえ、実際「顧客満足度ナンバー1」というような表現はいたるところで見かけます。
なぜかというと、そのような広告は実際に行ったアンケートなどの結果に基づいた事実であると認可されているからです。
根拠のある、またはデータに基づいた主張のみを広告には掲載するようにしましょう。

不確定の数値

次に気を付けるべき表現は、不確定の数値を掲載することです。
脱毛で例えると、「3カ月でツルツルになります!」というような表現は禁止されています。

確かに、中には3カ月で脱毛が完了する場合もあるかもしれませんが、効果には個人差があり、万人に当てはまるわけではありません。
そのため、100%その効果が約束されるということを立証できない限りは、具体的な数値を使った表現は禁止です。

医療行為だと誤解される表現

脱毛サロンは、医療脱毛クリニックとは違い、医療機関ではありません。
そのため、医療機関や医療行為と誤解されるような表現を使用することが禁止されています。

具体的な禁止表現は「永久脱毛」「治す」「診断」「医学的根拠に基づいた~」などです。
このような類の表現はあくまで医療機関しか使用を許されておらず、場合によっては医療機関でも使用禁止になっているため、重々注意する必要があります。

Web広告以外の集客方法は?

いくらWeb広告が効果的とはいえ、広告費用がかかるということはやはり大きなデメリットです。
それ以外の集客方法をお探しの方に向けて、広告費用がほとんど、あるいは全くかからない集客方法をいくつか紹介します。

SNS・ブログを活用する

基本無料でできる集客方法の1つ目はSNSやブログの運営です。
脱毛に関することでも良いですし、日常についてのちょっとしたコラムでも構いません。

更新や管理の手間がかかりますし、SNSやブログで新規のお客さんを確保したり・リピーターを確保するためには根気が必要ですが、費用がかからないという点は非常に大きなメリットです。
上手く拡散されれば素晴らしい宣伝媒体となるでしょう。

美容サロン検索紹介アプリ(サイト)を活用する

費用はかかるものの、Web広告よりは比較的安価でできる手法がサロン検索紹介アプリ(サイト)に掲載することです。
そのようなアプリへの掲載は大抵月額制で、プランやオプションに応じて数万円の料金がかかります。

しかし、専門アプリなだけあって利用者の数は多く、既に興味関心が高いユーザーが集まっているというところが魅力。
実際の効果も高いため、利用する価値は十分あると言えるでしょう。

口コミ獲得・情報拡散を促す

近年重要性が大きく増しているのが、来店してくれたお客さまに口コミの投稿や情報拡散を促すということです。
例えば、Googleマップを使って脱毛サロンを調べる人はたくさんいますが、高評価のレビューが1つでも付いていると、付いていないサロンと比較して、ユーザーが感じる安心感は大きく上昇します。

特に、開業したばかりの頃は、インターネット上に何のレビューもない状態であるため、利用していただいたお客さまには積極的にお声がけをして、Googleマップの口コミや、SNSでの拡散をお願いしましょう。

紹介キャンペーンの実施

美容院などで頻繁に実施されている手法が紹介キャンペーンです。
来店してくれたお客さまに紹介カードを渡すと、そのお客さまがご友人などにそのカードを渡して、お店を紹介してくれるというものです。

紹介した人、された人の双方に割引を適用させることで、紹介意欲・来店意欲が大きく上がります。
サロン側も新規顧客の獲得ができるため、お店も顧客もどちらにとってもメリットがある手法です。

新規だけでなくリピーターの獲得が大切

ここまで広告や宣伝など、新規顧客に重点を置いた解説をしてきましたが、脱毛は基本的に1回では終わらないサービスです。
足を運んでもらう回数が多ければ多いほど利益も大きくなっていくため、リピーターを獲得してこそ成功したと言えるでしょう。

よくある回数コースやセットプランのようなシステムを導入することでも、リピーターになってもらえる確率は上がりますが、まずは、脱毛サロンとしての完成度を高くしていくことが大切です。

  • 効果の高さ
  • コストパフォーマンス
  • 店内の雰囲気
  • スタッフの対応

売上向上に必要な要素は挙げだしたらキリがありませんが、突き詰めるところはどんどん突き詰めていきましょう。
それを繰り返していけば、Web広告でアピールすべき強みも自ずと培われていくはずです。

顧客様限定セミナーを一部公開!

こちらはNBSの業務用脱毛機をご購入いただいたお客様に限定で配信しているセミナーの一部を切り取ったダイジェスト動画です。今回は「売り上げUPセミナー」と題して、脱毛サロンで活用していただける実践的なテクニックをご紹介させていただきました。

NBSではこのようなセミナーを始めとして、お客様の開業・経営支援にも力を入れております。他のセミナー動画も公開しているので興味があればぜひご覧ください。

セミナー動画無料視聴

強みを理解してアピールしていくことが大切!

個人店であろうとなかろうと、これからの脱毛業界で勝ち残っていくにはより一層戦略的な集客を意識していかなければなりません。

中でもWeb広告は脱毛サロンと非常に相性が良い集客手段ですが、十分使いこなすには専門知識が必要になります。
もし予算に余裕があるのであれば、プロに委託するのも有用な選択肢の一つとなるでしょう。

また、どのような広告にしろ、アピールすべきサロンの強みというものは必ず理解しておかなければなりません。
広告効果をより高めるためにも、まずは自分のサロンのオリジナリティを確立するところから始めましょう。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。