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ジム経営が難しいと言われる理由とは?開業を成功させるポイント8選

昨今では、個人でも簡単にジムの経営を始められるようになりました。しかし、

ジム経営を始めると決めたはいいものの、何から始めればいいのか
本当にジム経営で儲けることはできるのか

と、ジム経営を始めることに躊躇される方も少なくありません。そこで本記事では、ジム業界の現状やなぜ経営が難しいと言われているのか、そして経営を成功させるポイントを解説いたします。

ジム業界の現状と需要

ジムやフィットネスの業界は近年拡大し続けており、2019年には市場規模が約5,000億円を突破しました。それに伴いジムの形も多様化してきて、ジムへの入会や利用に関してハードルが下がってきています。

また最近ではボディメイク志向を持つ人や健康志向の中高年層が増えてきています。

若者だけではなく、中高年層からも支持を得て利用されているジムには、大きな需要があるといえるでしょう。

ジム経営が難しいと言われる理由

需要の大きいジムですが、経営するのは難しいといわれることが多いです。要因として、以下の3点が挙げられます。

  • 広告費がかかる
  • 繁忙期と閑散期の売上に差がある
  • ブランド力の強いジムに勝つことが難しい

広告費がかかる

個人でジムを経営していくとなると、まずしなければならないのが認知拡大

個人経営やこじんまりとしたジムだと、広告を打って周知しないと人々に認知してもらうことは難しいでしょう。

どんなに良い商品やサービスを提供していても、それらを知ってもらっていないと意味がありません。そのため、大きく広告を打つ必要があるでしょう。ただし、広告にはお金がかかるうえ、なかなか集客力の改善に繋がらず、費やしたコストに見合う効果が得られないケースも散見されます。

マンションやビルの一室でこじんまりとジムを開くとしても、30万円程度は広告費がかかると認識しておきましょう。

繁忙期と閑散期の売上に差がある

ジムを利用する人の動機としてよく挙げられるのがダイエット

薄着をする夏に向けて、冬場から春先にかけて思い立つ人が多いです。そのため、春先から夏にかけてがジムの繁忙期といえます。

一方、秋から冬はボディメイクへの意識が低下し、集客が減ってしまって閑散期となりやすいです。

繁忙期に十分な収益を得られないと、客数が減少して十分な売上を確保しづらい閑散期に経営が苦しくなる可能性も否定できません。

ブランド力の強いジムに勝つことが難しい

ユーザーが求めるのは「結果」です。お客様は低価格で利用できるジムよりも、きちんと結果を出せるジムに集まります。そのため、大手のようなブランディングが確立されたジムに流れていく傾向があります。

どんなに低価格で勝負しようとしても太刀打ちできないケースも少なくありません。ブランド力を高めて、ジムの知名度を向上させる必要があるでしょう。

ジム開業にかかる費用

ジムを経営する際に気になるのが開業費用。代表的な費用を以下にまとめましたので、参考までにご覧ください。

初期費用

代表的な初期費用は以下の通りです。

  • 物件取得費:家賃 × 5ヶ月分
  • 内装費:50~80万円
  • 集客準備費:30~50万円
  • 機材費:約50万円

全部で約200〜400万円程度かかると想定しておいて良いでしょう。機材費に関しては種類や導入する数によっても変わってくるため、予算と相談すべき項目といえます。

ランニングコスト

経営にかかるのは、初期費用だけではありません。施設やサービスを維持し続けるためのランニングコストも発生します。以下がその代表例です。

  • 家賃
  • 人件費
  • 水道光熱費
  • 広告費

目安として、月に80万円程度のランニングコストがかかると認識しておくと良いでしょう。

ランニングコストは変動費(売上に応じて金額が変わる経費)と固定費(売上に関係なく計上される経費)に分けて考えます。家賃や人件費などの固定費を抑えるのはなかなか難しいですが、広告費や水道光熱費などの変動費は以下のような工夫によって抑えることができます。

  • SNSとホームページというように複数の媒体を組み合わせて効率良く集客する
  • 省エネ機能の高い業務用エアコンを取り入れる
  • 電気代を安く抑えられるプランに乗り換える
  • 一定時間で水が止まる節水タイプのシャワーを導入する

ジムを開業する地域の状況や売上予想を加味して初期費用とランニングコストの両方を準備し、無理のない開業へ向かっていきましょう。

ジム経営を成功させるためには?

本章では、ジムの経営を成功させるための具体的なポイントを解説していきます。

  • ローコストハイリターンを目指す
  • FC(フランチャイズ)に加盟する
  • トレーナーとしての実績を積む
  • 立地を考える
  • 誰でも通いやすい店舗にする
  • 最初は無理のない規模で開業する
  • SNSを活用する
  • サービスを差別化する

ローコストハイリターンを目指す

利益は出費を抑えて売上を増やすことで生まれます。

ジムを経営しながら出費を減らすのは簡単ではありません。そのため、初期費用をできる限り抑えることをおすすめします。

初期費用を抑えることができれば、もし開業したばかりの頃に会員数を確保できなくてもジムの経営を継続しやすく、軌道に乗るまでの時期を乗り越えることができます。

開業する際は、揃える器具を最低限にしたり広告費を抑えたりと、初期費用をできる限り抑えることを意識しましょう。

FC(フランチャイズ)に加盟する

初めての経営で自信がないという方には、FC(フランチャイズ)に加盟することをおすすめします。

どこに開業すべきか、どんなマシンを導入すべきか、どうやって集客すべきかなど、開業段階での悩みの解決をサポートしてもらえます。

自分以外のトレーナーやアルバイトを雇う場合、人材育成に問題が出てくるかもしれません。しかし、FCから人材育成のノウハウを共有できるため、サポートを受けながら問題の解決に向かうことが可能です。

一人で経営を始めるのが不安で、様々なノウハウを共有してもらいながら経営したい方におすすめの選択肢だと言えます。

トレーナーとしての実績を積む

ジムに在籍するトレーナーの実績は、ジムの信頼度に直結します。

トレーニングマシンや設備が整っていたとしても、トレーナーや経営者に知識や実績がないと、ジムの信頼度が下がってしまうかもしれません。ジムへの信頼がないと、ユーザーはジムに来てくれません。

もちろん集客がないと、ジムの経営は破綻してしまいます。それを防ぐためにも、開業前に既存のジムで経営者もしくはスタッフがトレーナーとしての経験を積んでおくことで、開業してから集客に困る状況を避けるようにしましょう。

立地を考える

ジムを開業する立地は重要です。

もし開業しようとしている土地に大手やブランド力の高い競合が既に存在している場合、十分な集客を確保することは難しいでしょう。

開業を検討している地域にどんな年齢層の人が多いのか、駅の近くに開業できそうかなど、その立地の特徴を調査したうえでジム経営に適した立地であるかどうかを決定しなければなりません。

アクセスの良さはユーザーのジム選びの基準になるため、交通の便の良さや通いやすさを重視した立地にすることも大切です。

誰でも通いやすい店舗にする

上でも触れましたが、昨今では健康志向の方が増加し、高齢者のジム利用が増えてきています

ジムといえば若者のイメージがありますが、そのイメージでジムの内装やサービスを決めてしまうと、現在需要が伸びている高齢者層を集客するのが難しくなるかもしれません。

幅広い年齢に利用されやすいジム経営を行えば、売上に繋がる可能性も高くなります。

ジムに行くかどうか迷っている潜在層も来やすいように入会金を無料にするなど、初回来店のハードルを下げる仕組みも集客を伸ばす手の一つです。

最初は無理のない規模で開業する

個人でジムを経営していく場合には、いきなり大きく始めるのではなく、「小さく」始めてみるのがおすすめ。

  • マンションの一室から始めてみる
  • 初期費用は400万円に抑える

というように無理のない規模で、まずはジムの運営に慣れるところから始めることができます。小さく始めることで少しずつ経営の感覚を掴んでいけます。

経営が初めてという方は、無理のない範囲から始めてみましょう。

SNSを活用する

昨今では誰もがインターネットを使って情報収集しています。今やどの業界でも、SNSを使った集客は必須です。

上でも述べましたが、広告は大きく費用がかかります。しかし、SNSを使えば無料で集客を図ることができます

Twitterの拡散性の高さやInstagramの視覚的な訴求力を活用すれば、ジムの強みを効果的に、かつ多くの潜在層に訴求することが可能です。効果が出るまでに時間がかかるため運用は大変ですが、無料で行えるというのは大きなメリットといえるでしょう。

サービスを差別化する

大手や競合のジムに負けないためには、やはり「差別化」が重要です。

上述したトレーナーの実績や質も差別化の要素の一つですが、株式会社NBSではジムへのセルフ脱毛・セルフエステの導入をおすすめします。

現在ではジムと同様に脱毛の需要も増えてきており、トレーニングと脱毛を一カ所でできれば、わざわざ別の場所に通う手間が省けます。

弊社では「セルフ脱毛機器の導入が初めてでよくわからない」という方に脱毛機器導入のサポートをさせていただいております。お客様のご要望に合わせたご提案をさせていただきます。気軽にご連絡ください。

魅力的なジムの経営に一歩踏み出そう

ジムの需要は伸び続けており、うまく経営を行えば大きな利益を得ることができるでしょう。

しかし、ただ単に売上を伸ばしている大手を真似したり、いきなり大きく始めてしまうと失敗のリスクも大きくなってしまいます。

成功のポイントを押さえ、魅力的なジムの開業・経営を実現していきましょう。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。