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脱毛サロン開業はマンション・テナント・一軒家のどれがおすすめ?

脱毛サロンを開業する際、最初に決めなければいけない項目の一つが「物件」です。
ランニングコストや集客数といった重要な要素は物件に依存する部分が多いため、慎重に選択する必要があります。

個人サロンの場合、主な選択肢はマンション、テナント、一軒家の三つですが、このコラムでそれぞれのメリットとデメリットを解説します。
これから物件を探す予定の方は、ぜひ参考にしてみてください!

マンションのメリット・デメリット

まずはマンションのメリット・デメリットを紹介します。
注意点は、脱毛サロンを運営するには通常の居住用マンションではなく、事業用マンションを選ばなければいけないということです。

マンションのメリット

  • 家賃が安い

家賃が安い

マンションで脱毛サロンを開業するメリットは、家賃が安いということです。
地域によって家賃相場は大きく異なりますが、個人サロンの規模であれば、よほど家賃相場が高い都市部でない限り、家賃10万円以内で事足りる場合も多いです。

マンションのデメリット

  • 外観がわかりにくい
  • 自由に改装することができない
  • 間取りが狭い
  • 物件が少ない

外観がわかりにくい

家賃が安い一方、外観がわかりにくいというデメリットがあります。
事業用マンションといっても、外観は通常のマンションと変わらないため、通行人に脱毛サロンがあると認識してもらうことは難しいでしょう。

自由に改装することができない

マンションはあくまで賃貸であるため、外観・内観のどちらに関しても基本的に改装することはできません。
家主の許可が下りれば不可能ではありませんが、そのようなケースは非常に稀であるということを理解しておく必要があります。

間取りが狭い

家賃を抑えると、その分間取りも狭くなってしまうことがデメリットです。
最低でも施術室と待合室の2部屋さえあれば、脱毛サロンとして機能しますが、広さによってはお客さまが窮屈さを感じてしまう恐れがあります。

物件が少ない

通常のマンションと比較し、事業用マンションの数は圧倒的に少なく、物件探しに苦労する可能性が高いです。
通常のマンションで無許可で営業している脱毛サロンも少なくありませんが、強制退去や営業停止といったリスクがあることを考えると、決しておすすめすることはできません。

テナントのメリット・デメリット

事業用マンションとは別に、オーナーと賃貸契約を交わして入居する店舗・オフィス・倉庫などを「テナント」と呼びます。
一般的にテナントと聞くと、ショッピングモールの中の店舗を思い浮かべる人が多いですが、商業ビルやオフィスビルの中に含まれているタイプもあります。

そのようなテナントであれば、個人サロンを運営するために借りることもおすすめです。

テナントのメリット

  • 自由に改装することができる
  • 間取りが広い
  • 立地が良い

自由に改装することができる

テナントの大きなメリットの一つは、自由に改装することができるという点です。
もともとお店が入ることが想定されているため、外装・内装ともに、自分好みのサロンを作り出すことができます。
コンセプトを持ち、見た目にこだわりたいという方にはテナントでの開業がおすすめできます。

間取りが広い

間取りが広い傾向にあるという点もテナントの特徴です。
広々とした受付や待合室を作り出すことも可能で、お客さまに開放感を与えることができます。
部屋が細かく分かれている場合は、施術室やカウンセリングルームも複数設置することができるため、同時に複数の施術を行うことも可能になります。

立地が良い

人通りが多い場所や、アクセスが優れている立地に建っていることが多いという点もテナントの強みだと言えます。
周囲に他のテナントやお店が多くあるような賑わっている土地であれば、それだけ多くの人に認知、来店してもらえる可能性があり、軌道に乗れば大きな利益を生んでくれる可能性があります。

テナントのデメリット

  • 家賃が高い
  • 改装がほぼ必須
  • 開業までに時間がかかる

家賃が高い

多くのメリットがある一方、家賃が高いという点は決して見過ごすことができないデメリットです。
その相場は事業用マンションの数倍で、毎月のランニングコストが大幅に増加してしまいます。
もし集客に失敗してしまうと、短期間で廃業してしまうリスクもあります。

改装がほぼ必須

自由に改装できるということは確かにテナントのメリットではありますが、その反面、改装することはほぼ必須で、その分多額の改装費が必要になるケースが多いです。
もしコストに余裕がない場合は、以前入っていた店舗の備品が残っている「居抜き物件」を探すことをおすすめします。

開業までに時間がかかる

どの程度手を加えるかにもよりますが、改装工事には少なからず時間がかかります。
その分、運営をスタートして収入を得られるようになるのも先に伸びてしまうため、当面の生活費などは十分に確保しておく必要があります。

一軒家のメリット・デメリット

最後に、一軒家のメリット・デメリットを解説します。
脱毛サロンとして活用できる家を所有している人はそう多くありませんが、その分大きなメリットがあります。

一軒家のメリット

  • 家賃がかからない
  • 自由に改装することができる
  • 節税対策ができる

家賃がかからない

一軒家を脱毛サロンとして利用する場合、家賃が全くかからないことが最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。
マンションにしろ、テナントにしろ、家賃は毎月のランニングコストの大部分を占めますが、持ち家で脱毛サロンを運営すると、その多大な負担を被る必要がなくなります。

自由に改装することができる

自身の所有物である一軒家は自由に改装することができます。
そのままの状態で脱毛サロンとしてスタートすると、どうしても住宅感が出てしまいますが、適度に改装すれば、十分脱毛サロンらしい外装・内装になります。
1階をサロン、2階を生活スペースというように区分けしているオーナー様も多いです。

節税対策ができる

自宅が脱毛サロンになると、普段生活する上で必要なコストの多くを経費として計上することができます。
光熱費や通信費など、100%経費として計上できるとは限りませんが、上手く処理することで節税対策に繋がります。

一軒家のデメリット

  • プライベートがなくなる
  • 住宅らしさが出てしまう
  • 住所が公開される

プライベートがなくなる

自宅と脱毛サロンが同じ建物だと、仕事が終わっても、つい仕事のことばかり考えてしまい、精神的に休まりにくくなってしまいます。
少なからずプライベートも削ることになってしまいますが、それを避けるために事業用マンションを借り、脱毛サロンを運営している人も珍しくありません。

住宅らしさが出てしまう

先ほど触れた通り、一軒家を脱毛サロンとして利用する場合は、どうしても住宅らしさが出てしまいます。
サロンの方向性やブランディングをしっかり作り上げていくためには、外装・内装もとても重要です。
改装によって住宅らしさを抑えることは可能ですが、その分費用がかかってしまいます。

住所が公開される

ホームページや各メディアに脱毛サロンの情報を掲載することは必須ですが、その中の一つが住所です。
自宅と脱毛サロンが同じである場合は、自宅の住所が公開されてしまい、個人情報が漏れてしまうということになります。

理想の物件でサロンを開業しよう!

それぞれの物件の特徴を解説しましたが、ご理解いただけたでしょうか。
どれも異なるメリット・デメリットがあり、一概に優劣をつけることはできませんが、資金や地域の特性に合わせて選択する必要があります。
ベストの物件を選び、自分自身の脱毛サロンをスタートさせましょう!

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。