業務用脱毛機が故障した際に対応がスムーズにいかずに修理に時間がかかると、施術ができないために予約をお断りする事態に発展し、お客様の信頼を損なってしまうかもしれません。
しかし、「業務用脱毛機が故障した時の対処法が分からない」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
業務用脱毛機故障の際にはメーカーや販売元の保証を利用することが多いですが、保証内容や対応方法は各メーカーごとに異なります。
本記事では、業務用脱毛機が故障した際の対処法や、注意点についてご説明します。
業務用脱毛機が故障した際にすべきこと
業務用脱毛機が故障した際に始めにすべき3つのことをご紹介します。初動対応をいかに素早く行うかがトラブル解消に要する時間を左右するため、しっかりと確認しましょう。
- 保証条件・保証内容の確認
- メーカーや販売元へ問い合わせる
- 修理・買い替えの検討
保証条件・保証内容の確認
業務用脱毛機が故障した場合、一番にすべきことは保証内容・保証条件の確認です。保証期間内は無料で、保証期間外は有料で修理や交換を行ってくれるメーカーが多いです。
メーカーが提供している保証には下記のようなものがあります。
- 故障機の修理・交換
- 修理中の代替機の貸出し
- 訪問修理
保証期間内であっても、保証対象外となる故障や破損は対応してもらえません。そのため、メーカーの保証条件と保証内容を確かめることから始めましょう。
メーカーや販売元へ問い合わせる
次にメーカーや販売元に連絡をとり、業務用脱毛機が故障したことと、修理を希望する旨を伝えましょう。
修理中の代替機の貸出有無や、対応スピード、修理費用などはメーカー・販売元によって異なります。メーカー・販売元に連絡すれば最善の対応をしてくれますが、事前に保証内容を確認しておくことで話がよりスムーズに進みます。
全てのメーカーや販売元が365日24時間対応しているわけではなく、土日は営業していない場合もあります。早く対応してもらうために、故障後はできるだけすぐに連絡しましょう。
修理・買い替えの検討
故障度合いや修理費用、修理にかかる時間、メーカー側が脱毛機の部品を調達可能かなどを確認した上で、修理するか買い替えるかを決定しましょう。
買い替える場合、業務用脱毛機の処分方法として「廃棄」と「売却」の2つの方法があります。しかし、故障品は買取業者やフリマサイトなどでの売却が難しいため、基本的に廃棄の選択をすることになります。
業務用脱毛機を廃棄する際の注意点や費用を後ほど解説するので、検討している方はぜひご覧ください。
業務用脱毛機を修理する際の対応方法
業務用脱毛機を修理する際の対応方法をご紹介します。メーカー・販売元によって対応方法は異なるため、それぞれの特徴を押さえた上で対処しましょう。
- 訪問修理
- センドバック修理
訪問修理
訪問修理は連絡をするだけで専門技師がサロンまで修理に出向き、その場で脱毛機のトラブルを解消してくれます。
24時間365日修理を受付けている場合もあるため、利便性が非常に高くトラブルにも迅速に対応できます。
業務用脱毛機を修理先に送付するための手間や費用、代替機の到着を待つ時間を必要としないため、サロンの営業に影響が出づらいのが魅力です。
センドバック修理
故障した脱毛機と代替機と交換してくれるのがセンドバック修理です。一般的に、メーカーはセンドバック修理を採用しています。
センドバック修理には「後出し」と「先出し」の2つの方法があります。
後出しは、先に故障品を送ることでメーカーから代替機を発送してもらえるシステムです。先出しは、先にメーカーが代替機を発送し、サロン側が代替機と入れ替わりに故障品をメーカーに送るシステムを指します。
デメリットとしては後出しの場合、故障品がメーカーに到着してからしか代替機が発送されないため、脱毛機の使用を再開するまでに時間がかかります。また、センドバック修理は重量のある脱毛機を梱包し、発送する手間と時間が必要です。
業者とメーカーによる修理のメリット・デメリット
業務用脱毛機の修理先は、「メーカー」と「外部業者」の2種類があります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
外部業者
外部業者のメリット
- 旧型の脱毛機にも対応してくれる
年式が古く、メーカーが既に生産を終了している脱毛機の場合、部品の調達が不可能なためにメーカーで修理できない可能性があります。
外部業者はメーカーが製造していない部品を作成、調達してくれる場合があり、年式が古い脱毛機の修理も対応してくれるところが多いです。
外部業者のデメリット
- 費用が高くなる
- 修理に出すのに手間がかかる
業者や修理内容にもよりますが、一般的にはメーカーよりも外部業者のほうが修理費用が高いです。
また、外部業者に修理を依頼する場合、複数の業者を比較し、価格や対応方法を考慮して依頼先を決めることが大切です。そのため、修理依頼先を決めるのに手間と時間がかかります。
故障してから業者を探すと修理に出すまでに時間がかかるため、脱毛機の故障に備えて事前に依頼先を決めておくのがおすすめです。
メーカー
メーカーのメリット
- 対応が早い
- 修理費が安く抑えられる
国内に自社工場を持っているメーカーは急なトラブルにも素早く対応できるため、修理が完了するまでに要する時間が短く、すぐに使用を再開できます。そのため、お客様の予約をお断りする事態に発展しづらく、営業への影響を最低限に抑えられます。
また、保証期間内は無償で、保証期間外でも外部の修理業者に依頼するより安く修理を請け負ってくれる可能性が高いです。
メーカーのデメリット
- 旧型脱毛機の修理に対応していない場合がある
- 保証条件を満たしていない場合は修理できない
脱毛機の年式が古く部品の調達が困難であったり、故障原因が保証条件を満たしていない場合、メーカーでは修理を受け付けてもらえません。
脱毛機に発生した故障やトラブル全てにメーカーが対応できるわけではないので、事前に保証内容を確認することが大切です。
故障した業務用脱毛機の処分方法
故障した業務脱毛機を家庭ごみや粗大ごみとして捨てることはできません。業務用脱毛機は産業廃棄物に該当するため、廃棄する場合は専門の業者に依頼します。
処分を依頼する際は信頼できる業者かを見極めることが大切です。廃棄物の処理責任は持ち主にあるため、万が一業者が不法投棄などを行った場合、持ち主も罰せられるケースがあります。その場合はサロン名が公表され、社会的な評価を落とすリスクがあることを十分に認識しましょう。
どの業者に依頼すべきか分からない方は、自治体の環境課など担当課に問い合わせるのがおすすめです。信頼できる業者を紹介してくれます。
処分にかかる費用は脱毛機のサイズや業者によって異なりますが、一般的に10万円以上かかるとされています。
無料回収を行う業者に依頼するのはおすすめできません。回収後に高額な料金を請求されたり、回収に来た際に有料だと伝えられて断っても出張費を請求されるトラブルが報告されています。価値が見込めない故障品の回収は基本的に有料であることを覚えておきましょう。
保証制度が充実した業務用脱毛機
保証制度が充実しており、万が一の故障にもスピーディーに対応できる業務用脱毛機が、CLEAR/SP-efです。
CLEAR/SP-efの充実したサポート体制
- 施術賠償保険付き
- 60日間返金保証制度
- 国内自社工場完備
- 代替機の貸出あり
施術賠償保険付き
CLEAR/SP-efには、脱毛機の故障だけでなくサロン内における全ての施術に対応できる最大500万円の賠償保険が2年分付属しています。保険が適用されるスタッフは2名までですが、月額数百円で追加の対応が可能です。
60日間返金保証制度
「導入後すぐに業務用脱毛機が壊れたにも関わらず返金されない」という状況になれば、サロンにとって大きな損失となりますよね。
CLEAR/SP-efには60日間返金保証が設けられています。導入後60日以内であれば万が一の故障時も返金制度を使用できるため安心です。
国内自社工場完備
CLEAR/SP-efの販売会社NBSは、国内の自社工場で脱毛機の製造・修理を一貫して行っているため、急に修理が必要になった場合も迅速に対応できます。
また、オフィスと工場が一体型になっているため、サポートセンターに機器の故障について問い合わせた際は、修理を行うエンジニアが直接回答してくれます。
代替機の貸出あり
センドバック修理を採用しており、必要な場合は代替機を迅速に発送してくれます。そのため、修理期間中も問題なく施術を行うことが可能です。
保証が充実した業務用脱毛機でコストを抑える
業務用脱毛機が故障した際の対応方法や、保証制度が充実した業務用脱毛機などをご紹介しました。
脱毛サロンを営業する上で業務用脱毛機は欠かせません。業務用脱毛機が故障し修理がスムーズにいかなかった場合、サロンの営業ができなくなってしまう可能性もあります。
業務用脱毛機の故障にスピーディーに対応するためにも、故障時の対応を心得ておくと共に
保証が充実した業務用脱毛機を選びましょう。